Google Analyticsとは?分析できるデータや導入方法も解説

 2021.07.09  カスタマーデータ活用ポータル編集部

Google Analyticsは世界中で広く使われているメジャーなアクセス解析ツールです。多くのWebサイトで導入され、規模の大小を問わず活用されています。

以下ではこのGoogle Analyticsに関して、具体的にどんなことが分析できるのか、また導入の方法に関しても解説していきます。

Google Analyticsとは?分析できるデータや導入方法も解説

Google Analyticsとは

Google Analyticsはアクセス解析を行うツールです。あるWebサイトにどれだけのユーザーが流入し、「どのページにどのように巡回したのか」、「どれほどの時間滞在したのか」といった情報を確認できます。これらの詳細なデータが蓄積されることによってユーザーの行動が浮かび上がるため、ユーザー像を分析することに貢献してくれるのです。

高い機能性から多くのWebサイト運営者が導入しています。サイトの規模を問わず活用できるため、個人サイトから企業のホームページまで導入例は多岐に渡ります。

Google Analyticsを利用する意味

Google Analyticsを利用する大きな目的は、ユーザー像やその行動を可視化できるという点です。例えばアクセスの数が把握可能なだけでは、多くの人が訪れるサイトかどうかを判断することはできても、その訪れた人の性質まではわかりません。

しかしGoogle Analyticsを活用すれば、例えばECサイトの場合、「どのページを見た人の購入率が高いのか」がわかります。性別でのアクセス数差や、どの地域の人が多く見てくれているのか、スマートフォンやPC、タブレットなど、どのデバイスで多く見られているのか、といったことも把握することが可能です。

これらのデータが集まれば、アクセスやユーザー像に合わせた施策の立案および検討にも役立てることができます。例えば「想像よりもスマートフォンでのPV数が多い」のであれば、もう少しスマートフォン向けのデザインに変更を検討するなど、サイトデザインの指針にもなります。

また、自社の広告を掲載する場合にもできるだけ小さな費用で大きな効果を出すことが大切になります。Google Analyticsでユーザー像を分析することによってターゲット層を明確にし、より効果的な広告を作成することが可能です。

さらに、これらの集積されたデータは、グラフなどを用いたレポートとして生成できます。Google Analyticsを普段から使っていない人でなければツール内の専門用語はわからないでしょうし、複雑なデータを見せてもそれに基づく説得をすることは難しいかもしれません。ツール上でわかりやすい形に変えて提示することで、より説得的な資料とすることができます。

Google Analyticsで分析できるデータ例

それではGoogle Analyticsで分析できるデータにはどんなものがあるのか、以下で具体的に紹介していきます。

閲覧・訪問者数

「ユーザー」メニューでは閲覧数や訪問者数などが確認できます。
自社のサイトがどれだけのユーザーに閲覧されているのかだけでなく、ページ毎の閲覧数や、ユーザーに着目したアクセスの分析も可能です。

「ユーザー」でカウントされるアクセス数は、同じユーザーが一日に複数回サイトにアクセスしたとしても、アクセス数は1です。これは同じcookie情報を持つユーザーは同一とみなされるためです。

「セッション」では、同一のcookieであってもすべてのアクセス数がカウントされます。
「ページビュー」では、サイト内のページが表示された回数を記録しています。

これらの情報を、一週間や一月単位で表示することも可能ですし、アクセスしてきた人の属性データを取得すればユーザー傾向もわかります。例えば、ECサイトの場合、最初にアクセスしたページからどこにも変遷せずにページを閉じる直帰率が高いほど売上につながりやすいとされています。

また、自サイトに訪れる人の年齢層や性別、地域の傾向を知ることにも役立ちますので、特定の層をターゲットにサービスの展開をしているのであればその効果測定に活用することもできるでしょう。

一見アクセス数が多く見えても、狙った年齢層があまり集客でききていないということもあります。性別や地域に関しても同様で、これらの属性が売上アップ等の目標に直接影響するような場合にはとても重要な分析となるでしょう。つまり「ユーザー」メニューからは、単にユーザー等の数が把握できるだけでなく、その質も分析できるのです。

集客チャネル

「集客チャネル」では、アクセス元の経路を調べることが可能です。どのようにしてユーザーが自社のサイトへたどり着いたのかがわかります。例えば「Google検索をした結果当該ページが表示され、それをクリックしたことによりやってきた」「Facebookからやってきた」「直接URLを入力した」「ブックマークしていたためそこからアクセスした」「広告をクリックしてやってきた」など、細かな経路が調べられます。

なお、集客チャネルにおいてはSocial(FacebookなどSNSから)、Organic(検索エンジンから)、Direct(ブックマークやURLの入力)、Referral(他サイトのリンクから)などといった指標で表されています。各チャネルをクリックすればさらに詳細が確認でき、リンク元サイトの詳細や、具体的なソーシャルメディアの把握が可能です。

これらがわかることによって自社サイトの強みや、欠点も明らかになるでしょう。また、掲載した広告の効果測定ができるほか、アクセス数の増減を分析することで今後どのような対策を取るべきなのか戦略を立てやすくなります。

目標達成数

Webサイトはアクセスさえあればよいとも限りません。ECサイトであれば商品の販売数が重要ですし、そのほかのサービスを提供している場合にも当該サービスの申し込みや、その過程における会員登録などの達成が大切です。

そこでこれらの目標を設定しておき、その達成状況を確認することが重要になってきます。Google Analyticsでは目標を設定しておくことで「コンバージョン」メニューからその状況が確認できます。

新しく施策を講じた際にはその都度設定を行い、「そのアイデアがよい結果をもたらしたのかどうか」を分析できるようにしておきましょう。その後の方針決定へ大いに役立てられます。

Google Analyticsの導入方法

最後にGoogle Analyticsの導入方法を簡単に説明していきます。なお、詳細に関しては公式ページを参照してください。
https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/analytics/

Googleのアカウント作成

Google Analyticsを導入するにはGoogleアカウントが必要ですので、アカウントを持っていない場合には作成しましょう。既に持っているのであれば、作成済みのアカウントを使うことも可能です。

姓名やユーザー名、パスワード等の基本情報を入力するだけで簡単に作成できます。なおユーザー名はGmailアドレスの一部にもなるため、他者が目にする機会もあるということを意識した上で、設定するとよいでしょう。

Google Analyticsの設定

続いてGoogle Analyticsのアカウントを取得するため、ツール用のアカウント名やWebサイト名およびURL、レポートのタイムゾーンなどの基本情報を入力していきます。

アカウント名に関しては通常、会社名やサービス名などを設定しますが、特に制限はないため自由に設定してかまいません。「レポートのタイムゾーン」に関しては、特段海外に向けたサービス等でなければ「日本」を選択しましょう。そうすることで日本時間におけるアクセス集計が正確に行えるようになります。

Google Analyticsのトラッキングコード設置

すべての設定が終わり、アカウント登録が終われば、トラッキングコードを取得できるようになります。このコードをWebサイトのソースに配置することで、今後サイトを読み込む際に閲覧情報がAnalyticsに送信され、データが集積されていきます。

ツール上でアカウントの設定を行うだけではデータ計測は行われませんので、必ずこのコードをサイト上に張り付けなければなりません。具体的にはページのheadタグ内に設置します。ブラウザからページの閲覧をした際には表示されないため、トラッキングコードが正常に記載されているかどうかを確かめるにはソースコードを確認する必要があります。

まとめ

Google Analyticsは多くのWebサイトで導入されており、最もメジャーなアクセス解析ツールと言えます。このツールを利用する主な目的は、ユーザー像の把握と分析です。これらの情報を得ることで、さまざまなサイトの運営に役立てられます。

また、知名度の高いツールであるため情報を得やすく、操作方法や設定方法で困ったときでもすぐに解決方法を調べられます。またGoogleが提供しているツールであるため、ほかのビジネスツールとの連携が容易にできるというメリットもあります。


Google Analyticsとは?分析できるデータや導入方法も解説