ソーシャルメディアマーケティングとは?基礎知識や始め方を紹介

 2022.04.20  顧客体験(CX)活用ポータル編集部

近年、企業のブランドイメージや認知度を上げるために、ソーシャルメディアマーケティングが積極的に行われています。これまでのマーケティング手法とは違い、顧客と直に接するためマーケティングがしやすく、PDCAサイクルも速やかに回しやすいためです。しかし、リスクもあるため、適切な知識を元に実施しなければいけません。

ソーシャルメディアマーケティングとは

ソーシャルメディアマーケティングとは、ソーシャルメディアを主軸にマーケティングを行う手法です。これまではWebマーケティングが主流でしたが、最近では、スマートフォンの普及に伴い、ソーシャルメディアを活用したマーケティングを行うことが多くなってきました。

Webマーケティングは、データを取得・分析し、顧客ニーズの動向を探って企業活動に活かすというものでした。しかし、ソーシャルメディアマーケティングでは、企業が自ら積極的に情報を発信し、顧客の獲得も行っています。

ソーシャルメディアとSNSの違い

日本では、よくソーシャルメディアはSNSのことであると言われていますが、厳密に言うとこの2つには細かい違いがあります。

SNSは、「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」の頭文字を取ったもので「社会的な繋がりを促すサービス」です。主に個人同士でコミュニケーションを行います。

一方、ソーシャルメディア(Social Media)は、「社交媒体・社会的な伝達手段」といった意味合いでで、誰もが情報を発信・受信できるネットワークのことを指します。

SNS的サービスといえば、「Facebook」「mixi」といった人との繋がり(ソーシャルネットワーク)を促すサービスが挙げられます。「Twitter」や「Instagram」はこれらに似たサービスですが、人との繋がりではなく情報の受信・発信を主軸においているので、「ソーシャルメディア」の位置付けです。その他にも、「YouTube」「LINE」「食べログ」「ブログ」なども同じくソーシャルメディアです。

日常使用では、全ての括りをSNSとしても問題ありませんが、海外や業務で使用する場合はこうした違いがあることを理解しておきましょう。

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ソーシャルメディアマーケティングはなぜ必要?

市場規模の拡大で利用率が大きく伸びているソーシャルメディアの活用が頻繁に行われるようになっています。

マーケティング戦略において重要なのは、消費者に知ってもらい購買へと繋げることです。そのためには、まず認知してもらうことが重要なので、人がより多く触れる媒体でマーケティングを行う必要があります。

総務省の「情報通信メディアによる利用時間と行動」に関する調査によると、令和2年の統計ではメディア利用時間の中で1番だったテレビをインターネットが超えました。これはスマートフォンの発達に伴って、いつでもネットワークが利用できる状態であるからと推測されます。

また、ソーシャルメディアサービスの活用率は、「LINE:90.3%」「Instagram:42.3%」「Twitter:42.3%」です。これらのサービスにどのようにアプローチするかが鍵となるでしょう。
https://www.soumu.go.jp/iicp/research/results/media_usage-time.html

ソーシャルメディアマーケティングの目的

ソーシャルディアマーケティングは、従来と違って顧客と直接繋がれるのが魅力です。宣伝をすれば、相手に直に伝わるという効果があります。しかし、注意が必要なのは、ユーザーにとって、広告は有害なものと捉える場合も多いという点です。

宣伝方法によっては企業の信頼を損ねる恐れがあり、酷い場合には炎上してしまうことさえあるのです。そのため、売り上げに繋げる短絡的な宣伝をするのではなく、ユーザーと信頼関係を築いたり、ファンになってもらったりする施作が必要です。

ソーシャルメディアマーケティングのメリット

それでは、ソーシャルメディアマーケティングを行うメリットとは何でしょうか。

拡散力が高い

ソーシャルメディアのメリットは、発信された場所を起点に蜘蛛の巣のように情報が広がることです。特にTwitterには、「リツイート」という投稿をシェアする機能があります。多くのユーザーにリツイートされれば、より多くの人に情報を拡散できます。

また、自社のターゲット層に特に影響力を持つインフルエンサーに宣伝してもらう手法を用いることで、認知度拡大やファンの創出に繋がりやすくなります。

ブランディングができる

ソーシャルメディア上で継続してコンテンツを発信していくことで、ブランディングも行えます。
老舗のブランドであれば、新しいブランドや認知度の低いブランドはどのような製品を販売しているのかイメージが付きにくいため、ブランディングによって、ブランドイメージを顧客に植え付けられます。また、大手ブランドでも、すでにあるブランドのイメージを新たに創出することで、「リブランディング」が可能です。

ユーザーのリアルタイムの声が集められる

ソーシャルメディアの最大の特徴は、リアルタイム性が高いという点です。特にInstagram、Twitterにおいては、常に新しい情報が飛び交っています。

これを活用すれば、現在のニーズや企業評価、自社発信コンテンツへのフィードバックなど、多くの情報を即座に取得できます。それらを分析することで、商品やサービスの方向性を修正したり新たな施策を試したりといったことに繋げられます。

ソーシャルメディアマーケティングの始め方

では、さっそくソーシャルメディアマーケティングを行いましょう。

目的とコンセプト決め

最初にソーシャルメディアマーケティングの目的を決めます。これが決まっていないと戦略への道筋が曖昧になってしまいます。目的として設定するのは、主に以下のものです。

  • ブランド認知度向上
  • リードの最適化
  • 新規リード獲得
  • 新規顧客のファン化
  • 既存顧客のファン化

目的はひとつに絞るほうが実行しやすく、分析もしやすくなります。目的を設定したら競合他社のベンチマークを行って分析することで、課題が見つけやすくなります。定期的に行うことによって、自社の方針が定まっていくでしょう。

ペルソナの設定

次にペルソナを設定します。ペルソナとは、マーケティングを行う相手を「架空のモデル」として設定することを指します。要するに、どのような相手に対してマーケティング戦略をするかを考えるのです。
設定相手は「20代女性」のように漠然としたものではなく、「年齢、職業、容姿、趣味、就業先、収入」など、細かい部分まで決めていきます。こうすることでターゲット層の特徴が定まり、売りたい層に対する訴求力が高められます。

アカウントの作成と情報発信

目的とペルソナが定まったらどのサービスを利用するかを決めなければいけません。企業によく利用されているソーシャルメディアには、以下が挙げられます。

  • Twitter
  • Instagram
  • Facebook
  • LINE
  • YouTube

情報発信であれば、「Twitter」「Instagram」「Facebook」がありますが、それぞれ特徴に違いがあります。また、顧客のファン化を目指すのであれば、友達登録のLINEも活用できます。

ソーシャルメディアマーケティングの注意点

ソーシャルメディアマーケティングを行う上での注意点をご紹介します。

情報の正確性に注意する

ソーシャルメディアは顧客との距離がとても近くリアルタイム性も高いことから、誤った発信がすぐに拡散されてしまうことがあります。そのため、正確性の低い情報は、ブランドイメージの低下に繋がる恐れもあります。また、酷い場合は、炎上してしまうこともあります。これを避けるためには正確性の高い情報発信を行ない、モラルに関わるような発信には注意を払わなければいけません。

長期的な目線で施策を行う

ソーシャルメディアマーケティングの効果は、すぐには出にくい傾向にあります。だからと言って辞めてしまったり、短絡的な効果を求めたりしないようにすることが大事です。

実際に売り上げが伸びていても、それがソーシャルメディアと結びついているか確認を取ることも難しいため、どれほどの効果が出ているか確認するには、売り上げ以外のKPIを立てなくてはいけません。

動画コンテンツを利用する

動画コンテンツといえば、YouTubeのイメージが強いですが、TwitterやInstagramでの動画投稿も可能です。動画は特に若い世代への訴求力があります。

また、動画コンテンツは、サービス自体を映像で見せられるのでイメージが付きやすいのでストーリーも伝えやすく、文章や画像よりも多くの情報を提供できます。

コンテンツ制作に時間をかけられないならサポートサービスを利用する

ソーシャルメディアマーケティングは、メリットがある一方、デメリットもあります。そのため、ブランドイメージを大切にする企業では、気軽に手を出しにくいイメージもあるかもしれません。また、コンテンツ制作の時間をかける余裕がない場合もあります。

まとめ

ソーシャルメディアマーケティングは、TwitterやInstagram、Facebookなどを使用してマーケティングを行う手法です。直接顧客にアプローチできるメリットがあるため、多くの企業が行っているマーケティングです。しかし、炎上などのリスクも少なからずあるため、慎重に行う必要があります。

そこで、こうしたリスクを軽減しながら最大の効果を発揮するために、マーケティングサポートの利用をおすすめします。

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