Word Pressとは?世界No.1CMSのコンテンツ管理機能を徹底解剖!

 2021.09.30  カスタマーデータ活用ポータル編集部

インターネット社会となった現代において、企業が発展していくためにはWebサイトを活用したマーケティング戦略が欠かせません。そんなWebサイトを構築するCMSとして、世界で最も高いシェアを誇るのがWord Pressです。本記事はWord Pressの特徴や基本的な機能、具体的なメリットやデメリットなどを解説します。

そもそもWord Pressとは

Word Pressとは、世界中で利用されているオープンソース型の「CMS(Contents Management System)」のひとつです。CMSは「コンテンツ管理システム」とも呼ばれ、簡単に言えばWebコンテンツを構成するテキストや画像などを統合的に管理するシステムを指します。Word Pressは無料インストール可能であり、HTMLとCSSの専門的な知識がなくてもWebサイトを構築できるシステムとして世界中で利用されているCMSです。

Webサイトは基本的にマークアップ言語のHTMLとスタイルシート言語のCSSによって構成されています。Webサイトを構築するためにはHTMLとCSSの習得が不可欠であり、さらにはWebサーバーやドメインなどの知識も求められます。Word Pressは「テーマ」と呼ばれる機能を搭載しており、豊富なテンプレートによって洋服の着せ替えをするような感覚で簡単にWebサイトを構築できる点が人気の理由です。

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Word Pressの特徴

Word Pressは世界で最も人気の高いCMSであり、Webサイトの構築と運営を効率化するさまざまな機能が搭載されています。ここからは、Word Pressの特徴について詳しく見ていきましょう。

世界でもっとも利用されているCMS

Word Pressは日本のみならず、世界中で圧倒的な市場シェアを誇るCMSです。その人気は他のCMSとは一線を画しており、Web市場調査サービス「W3Techs」の統計によると、世界中のWebサイトの38.4%はWord Pressで構築されているというデータがあります。Word Pressがこれほど人気を誇る理由として挙げられるのが、豊富なテンプレートやプラグインによる拡張性の高さ、HTMLとCSSの専門的な知識不要でコンテンツの追加や更新が簡単にできるといった点です。

記事冒頭で述べたようにWebサイトはHTMLとCSSによって構築されており、これらの技術を習得するためには早くとも3ヶ月から半年はかかります。また、美麗なWebサイトを制作するためには、HTMLとCSSの知識だけでなくPhoto shopやIllustratorなどのデザインスキルも必要です。しかし、Word Pressであればテンプレートを利用することで、美しくスタイリッシュなWebサイトを簡単に構築することができます。

https://w3techs.com/technologies/overview/content_management

コンテンツ管理に必要な豊富な機能

Word Pressは「プラグイン」と呼ばれる拡張機能を標準搭載しており、Webサイトの運営を効率化する便利な機能を簡単に追加できるという特徴を備えています。たとえば、SEOを最適化する「All in One SEO」、お問い合わせフォームを作成する「Contact Form 7」、Google検索のクローラビリティを高める「Google XML Sitemaps」、画像ファイルを圧縮する「EWWW Image Optimizer」などが代表的なプラグインです。プラグインのインストールに複雑な作業は基本的に不要であり、Word Pressの管理画面から誰でも簡単に機能を拡張できます。

また、Word Pressはそのシェア率の高さゆえに、さまざまな企業が多種多様なテンプレートをリリースしています。テンプレートは無料のものから有料のものまで数千を超える種類があり、1万円前後のテンプレートで十分に商用利用できる美麗なWebサイトを構築可能です。こうしたプラグインやテーマの設定、コンテンツの更新や画像ファイルの管理などを、すべてダッシュボードから簡単に行えるのがWord Pressの特徴といえるでしょう。

Word Pressのメリット・デメリット

Word Pressは世界中で利用されている非常に優れたCMSです。しかし、どのような物事も表裏一体であり、メリットの裏には相応のデメリットがあります。ここからはWord Pressのメリットを解説するとともに、デメリットについても見ていきましょう。

Word Pressのメリット

Word Pressを導入する上で最も大きなメリットといえる要素が2つあります。1つ目は繰り返し述べているように、HTMLとCSSの専門的な知識不要で美麗なWebサイトを構築できる点です。Webサイト制作は非常に高度な知識と技術を要するため、Web制作会社にコーポレートサイトの作成を依頼すれば30〜100万円程度の費用が必要になります。自社で制作することも可能ですが、HTMLとCSS、Webサーバーやドメインに関する知見、そしてデザインスキルを備えた人材が必要になるため、決して簡単ではありません。

Word Pressであれば美しいデザインと豊富な機能を兼ね備えたテンプレートが1万円前後、高くても数万円で販売されているため、制作費用の大幅な削減が可能です。また、従来のHTMLサイトであればコンテンツや画像ファイルなども、FTPソフトを立ち上げてディレクトリを把握しながら管理しなくてはなりません。Word PressはWebサイトの運営に関わるほとんどのプロセスをダッシュボードで管理できるため、非常に効率的な運営が可能になります。

Word Pressの導入によって得られる2つ目のメリットは、コンテンツの追加や更新作業といった運営業務の内製化です。Webサイトは一度作成して終わりではなく、コンテンツを追加したり修正したりといった継続的な管理が必要になります。従来のHTMLサイトの場合、こうした管理業務においてもWebサーバーやFTPソフトに関する知識が必須であり、管理方法を誤ればWebサイトそのものが消失する可能性も否定できません。そのため、多くの企業はWebサイトの保守・管理業務を製作会社に年間契約や月間契約で委託します。

Word PressはSNSやブログのような感覚で記事の追加・修正ができるため、運営業務の内製化が可能です。たとえば、Webサイトの作成を制作会社に依頼する場合でも、Word Pressで構築することで、その後の保守・管理業務を内製化できます。このHTMLとCSSの専門的な知識不要であること、そして運用管理を内製化できるという2つの要素がWord Pressの最も大きなメリットといえるでしょう。

Word Pressのデメリット

Word PressはHTMLとCSSの専門的な知識が不要とはいえ、WebサーバーにWord Pressをインストールしたり、ドメインを管理したりといった最低限のWebに関する知識は必要です。また、美麗なテンプレートがリリースされているのがWord Pressの魅力ですが、人気のテンプレートは競合他社と重複する可能性があります。ビジネスにおいて競合他社との差別化は非常に重要な課題であり、テンプレートの重複は避けたいポイントです。

Word Pressは大部分がPHPというプログラミング言語で構成されているため、テンプレートをカスタマイズするためにはHTMLとCSSの知見はもちろん、PHPに関する高度な知識が求められます。そのため、Word Pressで構築されたWebサイトをカスタマイズする場合は、HTMLサイト以上に高度な知識が必要です。また、Word Pressは人気のサービスであるがゆえに、サイバー攻撃の標的になりやすい点もデメリットといえるでしょう。

マーケティング部門の効率化に役立つ「SAP Customer Experience」

WebサイトはコーポレートサイトやECサイトなどのさまざまな形態があり、それによって目的や役割が異なります。しかし、どのような形態であれ、Webサイトの本質的な役割は自社の製品やサービスの認知度向上による販促機会の最大化です。そのためには、Webサイトの運営状況を定量的に分析し、分析結果に基づいて継続的な改善に取り組まなくてはなりません。

そこでおすすめしたいのが、SAP社が提供する「SAP Customer Experience」の導入です。「SAP Customer Experience」は、ERPシステムのリーディングカンパニーであるSAP社が開発したCRMソリューションで、顧客情報を統合的に管理することでマーケティング戦略の最適化をサポートします。「SAP Customer Experience」について詳しい情報を知りたい方は下記URLをご覧ください。

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まとめ

Word Pressは多種多様なテンプレートやプラグイン機能が用意されており、HTMLとCSSの専門的な知識不要で美麗なWebサイトを構築できる優れたCMSです。Word Pressで自社メディアを構築することで、コンテンツの追加や更新作業といった運営業務の内製化が可能になるでしょう。自社のコーポレートサイトやリクルートサイトの制作を企画している企業は、Word Pressによる構築を検討してみてはいかがでしょうか。


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